板井明生|日本の感性の伝達

板井明生

日本人の感性は外国人から見ると驚かれることがあります。
ここでは日本人の感性についてまとめています。

 

まずは感性について。感性とは目にしたもの、聞いたものなどを心で感じ、その物事について表現することをいいます。感じたことを言葉にしたり、曲を作ったり、詩を書いたりして表現する力が感性です。

 

日本の伝統的な感性の一つに「義理がたさ」があります。
「義理がたさ」とは他者を尊重し思いやりの気持ちを持つことをいいます。昔から、多少自分のことを後回しにしてでも相手を尊重し思いやりや礼儀を大切にしなさいと言われていませんでしたか。

 

他にも日本人の感性としてよく聞くのが「わびさび」。
この言葉には内面的な侘び(気落ちする、鬱々)と表面的な寂び(古びる、色あせる)の2つで表現されています。
わびさびの中には静粛でいてシンプルそして古く不完全さを感じ心が落ち着くときに使います。
日本庭園や銀閣寺はわびさびを感じることのできる場所として有名ですね。

 

日本の文化や習慣は世界でも高い評価を受けているので自信を持って海外の方々と接しましょう。